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要旨 |
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このドキュメントは、ユーザープロビジョニングのビジネス上の問題: 時間の掛かる資源プロビジョニング、重複したシステム管理と信頼できないアクセス停止 について記述しています。 日立 ID アイデンティティ・マネージャーがこうした問題に、プロセス変更やプロビジョニング技術を用いて、如何に対処しているかを説明しています。 最後に効果的なユーザープロビジョニングのビジネス上の効果について説明しています。 |
このドキュメントは、ユーザープロビジョニングのビジネス上の問題: 時間の掛かる資源プロビジョニング、重複したシステム管理と信頼できないアクセス停止 について記述しています。 日立 ID アイデンティティ・マネージャーがこうした問題に、プロセス変更やプロビジョニング技術を用いて、如何に対処しているかを説明しています。 最後に効果的なユーザープロビジョニングのビジネス上の効果について説明しています。
は、日立 ID 管理スイートのユーザープロビジョニングのコンポーンネントです。 日立 ID 管理スイート は、[link].に記述があります。
- このドキュメントは次のように構成されています。:
- 日立 ID アイデンティティ・マネージャーの展開のモチベーション
どのように各々独自のユーザーデータベースを持ったシステムの増殖が、管理上の問題を生成するか、ユーザーIDの管理を統合することが、役に立つか。
どのように日立 ID アイデンティティ・マネージャーは、複数の異機種システムに跨ったユーザー識別データの管理を簡素化するか。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー のネットワークアーキテクチャと拡張性、安全性、展開容易性を実現する設計上の特長
基本的なROIモデルで、日立 ID アイデンティティ・マネージャーがどのように多大なコスト削減を実現するかを説明しています。
いくつかの要素が重なって、ユーザーとそのセキュリティ権限の管理は、多くの企業/組織で増大する課題となっています。
これらの要素は、次の手間の掛かるビジネス上の問題を引き起こします。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、これらの課題に対処するために開発された自動化されたユーザープロビジョニングソリューションです。
システム管理上の負担は、管理対象システムの数が増え続け、またすべてのシステムは独自にユーザープロフィールを管理しているため、増え続けます。例えば、一人のユーザーが個人のプロフィールをメインフレームに、LDAPディレクトリに、e-mailシステムに、ERPシステムに及び他の場所に持っています。それらのシステムの情報は別個に、--別の管理者に別のツールを使って-- 管理されています。
この問題に対する自然なソリューションは、ユーザーに関する情報(時にユーザーディレクトリまたは、セキュリティデータベースと参照される)を集中管理することです、そしてすべてのシステムは単一のリポジトリをユーザーIDに関する唯一の信頼できるものとして参照するように構成することです。
このアプローチには、いくつかのメリットがあり、それがLDAPの普及につながっています。しかし、同時に問題もあります。:
こうした問題点の結果、LDAPはユーザーデータベースの増殖を抑える効果がありものの、企業/組織は、引き続き、ユーザーに関する情報を持つ複数のシステムを管理し続ける必要があります。
ほとんどの企業/組織では、複数のユーザーディレクトリを使い続けるため、次にベストはソリューションは、複数のシステムに跨るユーザーオブジェクトやアクセス権限を管理する統一プロセスをを実装することです。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、異機種システム上でユーザーを管理するプロセルと基盤の共有を提供できるように設計されています。 これは、企業/組織が複数システムに跨るユーザーアクセスをプロビジョンしたり、更新したり、停止したりする複数のプロセスを実装します。
ID管理の基本的なライフサイクルはユーザーの採用から始まります。これは、一つ以上のシステムログインアカウントと他のユーザーオブジェクト(例:人事情報、電話帳エントリー、等)の生成を引き起こします。
時間とともに、ユーザーは、一つ以上のシステムで、何度も定常パスワード変更をし、時にパスワードを失念し、管理上のパスワードリセットなどを繰り返すことになります。
ユーザーが組織内を異動するに従い、ジョブファンクションが変わり、また、場所、アクセスするシステム、それらのシステムに必要な権限も変わってきます。
最後に、ユーザーが組織を離れるとき、そのアクセス権限は終了しなくてはなりません。 多くのケースでは、実際のIDは、本当に必要なくなるまで、しばらくの間残存しています。多くの組織では、長期間の監査トレースのために、ユーザー識別子は、決して再利用されません。
上記のプロセスのそれぞれは、一般的に各システムごとに別個に扱われます。各システムは各々個別にユーザーディレクトリとユーザー/セキュリティ管理ツールを持っています。 ほとんどの組織では、各アプリケーションは、それぞれの管理者によって管理されています。
日立 ID 管理スイー トの一部である、日立 ID アイデンティティ・マネージャーは、図1.に示すように、複数のシステム上でユーザーやアクセス権限を管理する一連のビジネスプロセスを実現するように設計されています。
User Lifecycle Management (1)
日立 ID アイデンティティ・マネージャーは、一つ以上の登録システムを定期的に(例えば、毎晩、または、数時間毎に)監視し、新規、削除されたか、変更されたユーザの情報を列挙することができます。人事アプリケーションの例では、例えば、これらの変更は、新規採用、解職、異動などを意味します。自動ディスカバリの場合は、すべての統合されたシステムとアプリケーション--(登録システムだけでなく)に対して実行されます。
日立 ID アイデンティティ・マネージャーにより検知された変更は、データフィルターに渡され、日立 ID アイデンティティ・マネージャーの管理対象外であるユーザーを取り除きます。例えば、人事システムがグローバルですが、日立 ID アイデンティティ・マネージャーが一カ国のすべてのユーザーを管理している場合、日立 ID アイデンティティ・マネージャーは、ユーザーば、ユーザーの他の国々からのユーザーへの変更を除外します。
あるユーザーにおけるすべての変更は、まとめられ、変更の集合を入力とするビジネスロジックが実行されます。これを例で説明すると次のようになります。:
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アクション |
結果 |
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人事アプリケーションに新規ユーザーが現れる。 |
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自動プロビジョニング |
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電話帳(ホワイトページ)から新規の電話番号が検索されます。 |
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アイデンティティ(識別情報)同期化 |
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HRシステムで終了日の変更が検知されます。 |
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自動終了 |
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ユーザーが登録システム(人事)からいなくなります。 |
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自動終了 (2番目のnd 方法). |
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ユーザーは、Active Directoryドメイン上の管理グループとして追加されていた場合 |
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承認されていない権限要求を検知 |
総じて、これらのプロセスは、自動ユーザー管理として知られています。これらのプロセスは、日立 ID アイデンティティ・マネージャー のID-Track コンポーネントに実装されています。
複数の日立 ID アイデンティティ・マネージャーモジュールが自動ユーザー管理に関わります。:
日立 ID アイデンティティ・マネージャーの主要な機能は、変更要求を受付けて、適切な承認者に渡し、十分な許可が得られたときに変更要求を実行することです。 これは、要求を簡素化し、許可された変更を手動で実行するシステム管理者の手間を削減できるように設計されています。
日立 ID アイデンティティ・マネージャーのワークフロー自動化エンジンは、新規アカウント生成の要求発行、承認処理、及びグループメンバーシップの追加/削除、属性値の変更、ユーザーの名称変更、異動、ユーザーの削除、不活性化等の他のセキュリティ変更などの処理を簡素化して実行します。
日立 ID アイデンティティ・マネージャーのワークフローエンジンは、セキュアウェブインプット(HTTP)を用い、承認者にe-mail(通常SMTP)を用い、インプットを促します。
ワークフロー自動化エンジンは次のように機能します。:
日立 ID アイデンティティ・マネージャー ワークフローエンジンは、自動リマインダー、エスカレーション、委任を実現する組み込み機能を持っています。:
(2) 日立 ID アイデンティティ・マネージャーは、新規ユーザーにテンプレートとロールを提供します。
通常、ロールは、特定の業務を持つユーザーによって必要なすべてのシステムアクセスを表します。ロールま、また、”ネットワークアクセス”や、”e-mailアクセス”といった機能グループをあらわします。
(3) 日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、ユーザーは必ずしもロールに分類される必要はありません。 ポリシーベースのプロビジョニングを行っている場合、ユーザーの本当のアクセス権限が、ロールメンバーシップによる想起できるものと比較することは、日立 ID アイデンティティ・マネージャーでは技術的に可能で、日立 IDでは、ほとんどの企業や組織では、完全に既存のユーザーをロールに割り当て、それに頼ることは不可能と考えています。そのため、ユーザー/ロール分類とポリシーの一致は、日立 ID アイデンティティ・マネージャーの前提条件ではありません。
日立 ID アイデンティティ・マネージャーのテンプレートとロールにサーチタグが割当てられており、エンドユーザーに探索しやすいようにしています。サーチタグは、タイプとロケーションを含んでいます。テンプレートやロール、管理グループなどの資源はまた、承認者と結び付けられています。
委譲されたユーザー管理は、限定されたセキュリティ権限を部門または、地域担当者に付与することになります。 例えば、一つのビジネスユニットのIT管理者は、そのビジネスユニット内での新規ユーザの定義やそのユーザーのプロフィールの管理、ローカルユーザーの権限へのアクセスを許容されます。同じIT管理者は、但し、他のビジネスユニットに勤務する担当者のユーザープロフィールにはアクセスはできませんし、限られたタイプの更新を特定のシステムにできるのみです。
委譲されたユーザー管理は、統合されたユーザー管理と同じ方法で、但し、アクセス制御が追加された状況で、実現されています。これを図2. [link] に示します。
図2. 統合及び委譲ユーザー管理コンソール (4)
与えられたセキュリティ管理の範囲は、特定のユーザー、特定のシステム、特定のグループと特定のOUで表現されます。 アクセス制御は、通常、どのような更新が許されるかを動的に判断するため、IT管理者とセキュリティ変更の対象者の両社の情報をアクセスするビジネスロジックを用いて実現されます。
日立 ID アイデンティティ・マネージャーでのすべてのデータは、SQLまたは、ODBC経由で提供され、標準の解析ツール(Crystal Reports, MS-Access, MS-Excel, SQL queries, 等)でアクセス可能です。
スキーマはドキュメント化され、このドキュメントはすべての製品ライセンス及びNDAの下での評価ライセンスに提供されます。 原稿リリースのスキーマドキュメンテーションは、約175ページあり、すべてのフィールド、テーブル、リレーション、値制限、等の詳細が記載されています。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー で提供されているデータには次があります。:
日立 ID アイデンティティ・マネージャーは、ウェブユーザーインタフェース、コマンドライン、e-mailによりアクセスできる、幾つかの標準リポートを用意しています。:
日立 ID アイデンティティ・マネージャー のリポーティングサブシステムの特長は次です。:
日立 ID アイデンティティ・マネージャー が持つAPI(application programming interface)は、ターゲットシステムのユーザ ーの生成、削除、セキュリティグループのユーザーメンバーシップの変更、ユーザー属性の変更、ワークフロー要求の投入、リソース情報の検索、要求の許可、拒否などの機能を備えています。
API (application programming interface)は、SOAP及びWSDL仕様を用いてアクセスできます。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー API (application programming interface) は、特にメタディクショナリで新たなタイプのターゲットシステムを管理したり、ユーザープロビジョニングを完了するために、セキュリティ管理者の指示に従って操作する人的介入によらず、顧客個別の、及びサードパーティのワークフローエンジンを用いてターゲットシステム上の実際の更新を行う場合に有効です。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、次のように設計されています。:
日立 ID アイデンティティ・マネージャーは、堅固なサーバーにインストールされます。すべてのセンシティブデータは、暗号化して格納されたり、転送されたりします。頑丈な認証やアクセス制御によりビジネスプロセスを守ります。
複数の 日立 ID アイデンティティ・マネージャー サーバーが組み込みデータ複製機能を用いてインストールできます。 ワークロードは、ロードバランステクノロジー(IP, DNS,等)を用いて分散することができます。
オープンスタンダードが、内向きのインテグレーション(SOAP)及び外向きのコミュニケーション(SOAP, SMTP, HTTP等)に用いられています。
日立 ID アイデンティティ・マネージャーのユーザーインタフェースとすべての機能は、カスタマイズ可能で企業のニーズに合わせることが可能です。
日立 ID アイデンティティ・マネージャーは、セットアップが容易で管理にも最少限の工数しか掛かりません。
図3. ネットワーク・アーキテクチャ・ダイアグラム (5)
図3. (_label_fig:combined-net-arch) は、the 日立 ID アイデンティティ・マネージャー のネットワーク・アーキテクチャを表します。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、多数の一般的なシステムのための組み込みインテグレーションに加え、アプリケーションやホストサービス上でIDやパスワードの管理するように、簡単に適応させることができるプログム可能なエージェントを持っています。
サポートしているプラットフォームは、次にまとめられます。:
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ディレクトリー |
ファイル/プリント |
メインフレーム |
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LDAP (any), Active Directory, Windows NT domains, Novell eDirectory, Novell NDS, Unix NIS and NIS+, Kerberos/DCE (any) |
Windows NT/2000/2003/2008, Novell NetWare, OS2 LanManager, Samba |
MVS / OS/390 / zOS, RACF, CA-ACF2, CA-TopSecret, VM/ESA, Siemens BS2000, Tandem NonStop, Unisys MCP |
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Unix |
ミッドレンジ |
データベース |
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AIX, DGUX, Digital Unix, HPUX, IRIX, Linux, NCR, OSF4, SCO OS, Solaris, SunOS, Tru64, UnixWare, Unisys, passwd, shadow, Trusted Computing Base |
HP MPE, OS/400/iSeries, OpenVMS |
DB2/UDB, Informix, MSSQL, ODBC, Oracle, Sybase |
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ERP |
メッセージング |
WebSSO |
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SAP R/3 4.0+, PeopleSoft 7.5+, Oracle Applications 11i+, JDE OneWorld |
MS Exchange 5.5, MS Exchange 2000/03/07, Novell GroupWise, Lotus Domino/HTTP, Lotus Notes/ID files, HP OpenMail |
IBM TAM, RSA ClearTrust, Entrust getAccess, CA SiteMinder, Oracle COREid, SAP portal |
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フレキシブルエージェント |
ハードウェアトークンとスマートカード |
その他 |
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API (application programming interface) integration, LDAP attributes, MQ Series, SQL commands, Telnet/TN3270/TN5250 sessions, Unix/Windows cmd-line integration, web forms, web services (SOAP, XML) |
RSA SecurID, Secure Computing SafeWord, Vasco Digipass, GemPlus, Precise Biometrics |
BMC Service Desk Express, Clarify eFrontOffice, Connected Backup, IBM OLAP, IBM Tivoli Access Manager, Local and cached Windows passwords, HP ServiceCenter, RADIUS (various), BMC Remedy ARS and Tivoli ADSM, |
(7)日立 ID アイデンティティ・マネージャー には、いくつかのフレキシブルエージェントがあります、それぞれはプログラマブルです(つまりSDK (software development kit)を備えています)。 これらのエージェントは、企業や組織に、最小限のプログラムやスクリプト開発で、迅速に、顧客個別のあるいはバーティカルマーケットアプリケーションに日立 ID アイデンティティ・マネージャー を統合することができりょうにします。
フレキシブルエージェントは、次のようなプロセスを実行します。:
顧客専用または、バーティカルマーケットアプリケーションのために、まったく新しいエージェントの開発を望む企業や組織は、好ましい開発環境(J2EE, .NET, Perl, 等)を使って作成することができ、また、適切な日立 ID アイデンティティ・マネージャーフレキシブルエージェント を使って、それをコマンドラインかWebサービスターゲットとして起動することが可能です。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー をカスタムアプリケーションか、バーティカルマーケットアプリケーションに統合するには、通常、4時間~4日間の作業しか要しません。これは、競合製品と比較すると格段に手間が掛かりません。そうした製品では、個別のJavaあるいは、3GLコネクターを最初からプログラミングしなければならず、これに何週間~数ヶ月を要し、新しいフレームワークやAPIを即座に習得する能力を持つ豊富なプログラミング経験を持つ日立 ID アイデンティティ・マネージャー 管理者を必要とするような
ほとんどのケースでは、日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、ターゲットシステム上にローカルエージェントのインストレーションを必要としません。 例外としては、リモート管理機能を持たない次の二つのアプリケーションだけです。: RSA Authentication Manager, Entrust getAccess Servers
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、UnixとOS/390/zOS サーバーの展開のための、ローカルエージェントを持っていません。 こうしたシステムのユーザーとパスワードはローカルエージェントを用いずに操作することができます。――Telnetセッション、TN3270、またはSSHを用いたターミナルエミュレーションにより実現できます。――こうしたターミナルコネクションは、ローカルエージェントを用いる場合より遅く、また、信頼性に劣ります(SSHを用いた場合を除き)。
最終的には、日立 ID customer は、Unix と OS/390/zOS systems上で、制御変更が少ない方法か、より安全で、早く、信頼性の高い方法のどちらがより重要であるかの判断をし、ひいてはそれらのシステム上でローカルエージェントをインストールするか否かの判断をする必要があります。
ターゲットシステムの通常の操作に対し、ローカルエージェントが干渉するようなことはありません。――各ターゲットシステムへのログインプロセスは、同様でターゲットシステム上での特段大きなCPU負荷やたの不可は掛かりません。
ID管理は、企業/組織のビジネスプロセスに不可欠なもので、日立 ID アイデンティティ・マネージャーは、既存のプロセスやシステムと統合するように設計されています。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、既存システムをリファレンスとしてモニターし、その変更をベースに管理対象システムのアカウントの生成、削除を行うことができます。 これは、人事システム、LDAPディレクトリや、単純なテキストファイルエクストラクトなどで行うことができます。
デフォルトとして、変更要求は、指定された資源にもとづいて経路を定められます。例えば、支払い勘定アクセスのためのすべての要求は、アカウントタイプに指定された一人以上の承認者に行きます。
一つの要求に必要な承認者のリストは、他の変数によって調整されます。
柔軟性を最大化するため、承認者リスとの調整プロセスは、プラグイン・アーキテクチャで実装されています。
新規アカウントのためのログインIDは、特定の許可者によって手動でアサインすることができるほか、サイト特定のロジック(例えば、イニシャル+名字+ユニーク番号 といったルール)を実装したプラグインプログラムにより自動的に設定することもできます。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、要求承認が迅速に処理されるように多くの機能をサポートしています。
いくつかの組織では、既に 変更要求を提出し、送付し、許諾する実用的な自動プロセスを持っているかもしれません。 こうした組織では、承認された要求を自動的に実施することが必要です。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー では、既存のワークフロープロセスから、複数システム上の新規アカウントの生成や既存のアカウントの更新や、削除、といった管理アクションにトリガーを掛けるようにするために、ウェブサービスやライブラリレベルのRPCの両方を備えています。
ユーザープロビジョニング、アクセス管理、パスワード管理を合わせたシステムの拡張性は、主にパスワード管理コンポーネントに密接に関連します。:
10,000人の従業員がいる企業や組織の典型的なピークトランザクションレートは、プロビジョニングで10イベント/時間、パスワード同期化で5,000イベント/時間です。
したがって、パスワード管理は、プロビジョニングでは必要のない、極限の拡張性を要求されるため、下記の議論は 日立 ID パスワード・マネージャーに焦点を絞ることができます。 日立 ID アイデンティティ・マネージャーは同じ拡張性のあるアーキテクチャの下に作られていますが、単純にその同じ効果は要求されていません。
(8) 日立 ID パスワード・マネージャーは、非常に大きな企業、組織で展開されています。 そうした大規模な拡張性を要求された主な事例には、次のものがあります。:
日立 ID パスワード・マネージャーの拡張性を支えるアークテクチャ的特長には次のものがあります。:
このエンジンはWindows/Intelサーバー上で数百万件更新/秒のベンチマーク結果を示しています。データベースは、既存のリポーティング、解析ツールとの互換性を保障する標準のオープンフォーマットのファイル(xBase/DBF)を使っています。
加えて、日立 ID パスワード・マネージャーは、直接性能には無関係ですが、大企業、組織で要求される沢山の機能と連携して動作します。
日立 ID パスワード・マネージャー は、次のように認証プロセスのセキュリティを向上させます。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、安全を配慮して設計させています。複数階層のセキュリティアーキテクチャを採用しており、堅牢なOS上での動作, ACLsファイスシステムの利用、堅固なアプリケーションレベルのユーザー認証、ユーザーインプットのフィルタリング、重要データの暗号化、アプリケーションレベルのACLsの強制、無期限のログデータの蓄積 などの対策を講じています。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、プレインテキストパスワードを構成ファイルやスクリプトに格納するようなことはしないばかりか、プレインテキストパスワードはどこにも格納されるようなことはありません。 日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、インストレーション時に入力を必要とする、デフォルト管理パスワードと一緒に出荷されるようなこともありません。
これらのセキュリティに関する対策を図4. [link] に示します。
図4. ネットワーク・アークテクチャ・セキュリティ・ダイヤグラム (9)
日立 ID ソリューションは迅速な展開が出来るように最適化されており、それが、すべての私たちの製品の中核となる設計思想となっています。ダイナミックワークフローなどの機能はロールエンジニアリングの必要性をなくし、自動ディスカバリやセルフサービス・ログインID調整機能などは、実運用化での製品情報の収集により生ずるコストや遅れを防ぐために用意されています。
日立 ID アイデンティティ・マネージャーは迅速な実装ができるように設計されています。
認証プロセスの構成とメンテナンスを簡素化します。 シングル・フローチャート(状態図)は日立 ID アイデンティティ・マネージャーワークフロー・エンジン内のすべての要求を認証するために使用されます。日立 ID アイデンティティ・マネージャーワークフロー・エンジンは以下をサポートします。
シングル・ダイナミック・ワークフローを使用することにより、企業は以下のようなID管理ワークフロー・システムの重要課題にフォーカスすることができます。
_IDSYNCHは正式なユーザー権限モデルなしで作動します。オートメーションが新規ユーザーの暫定的なアクセスを設定し、切り離されたスタッフのアクセスをすべて終了します。そしてこのプロセスはロールごとの詳細な権限モデルも、ユーザーへロールを割り当てる際の詳細な分類も必要ありません。ワークフローは人間の要求による精細なアクセス設定を解決し、これもまた正式な権限モデルは必要ありません。ダイナミック・ユーザー・ベース向けに適切なモデルをモデリングするのではなく、マネージャーやアプリケーション・オーナー、グループ・オーナーを有効にし、現在の権利をクリーンアップするだけで、権限の蓄積問題も解決されます。
ロール設計プロジェクトは、完了まで数年を要し、完了というよりは強制終了せざるを得ないのが実情です。ですから、詳細なロール設計を不要にすることはプロジェクト成功へ導き、ユーザー設定プロジェクトのコストを削減する点において、重要な貢献になります。
日立 ID アイデンティティ・マネージャーは既存のユーザーからクローン化することで新規ユーザーを作成できます。そのクローン対象は日立 ID アイデンティティ・マネージャー管理者から“モデル”として認識されます。これは日立 ID アイデンティティ・マネージャー管理者とプラットホーム管理者が協力し、担当システム上の新規ユーザーの各タイプに対して属性値を設定する手間を省きます。
(10) 日立 ID パスワード・マネージャーは迅速な実装ができるように設計されています。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、セキュリティ管理者のコストセービング及びユーザーの生産性向上を下記を通して実現します。
新入社員への対応を、数日から数週間ではなく、数時間で可能にします。 責任に変更があったスタップは、変更の承認と実行を待つのではなく、即座に更新されたアクセス権限を得ることができます。
新規ユーザーのための標準アクセスの設定、日々の終了後の削除作業、ユーザー属性またはグループメンバーシップへの変更作業、問うのルーチン作業を自動化されたプロセスやセルフサービスに委ねることができます。 セキュリティ管理者は、より価値のある業務に集中することが出来ます。
統合化されたウェブコンソールにより、システムのグローバルと地域毎/部門毎のセキュリティ管理者が一箇所からシステムのあらゆる組み合わせに対するユーザーアクセスを管理することが出来るようになります。 これにより、ネイティブな管理プログラム間をスイッチすることによる無駄時間、重複する入力作業、プラットフォーム特定のトレーニングなどを削減します。
効率的で信頼できるユーザープロビジョニングは、ユーザーに高い生産性、管理者オーバーヘッドの削減し、より良い安全性をもたらします。
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、組織にユーザープロビジョニング、アクセス管理、終了プロセスの簡素化を実現します。:
日立 ID アイデンティティ・マネージャー は、拡張性、安全性、展開の容易性を実現するように設計されています。
日立 ID 管理スイートは、企業/組織が多くのエンタープライズアプリケーションとシステム に跨ってユーザーのライフサイクルを安全に効果的に管理することを支援する 一連のアイデンティティ・アクセス管理ソリューションです。
日立 ID 管理スイート は、日立 IDの強力な主要技術である、ユーザープロビジョニングを提供する日立 ID アイデンティティ・マネージャー と パスワード管理のための 日立 ID パスワード・マネージャー、加えて、より目的指向の製品、ユーザーアクセス権限を管理する 日立 ID グループ・マネージャー、ユーザー権限と失効した権限を整理する日立 ID アクセス・サーティファイアー、特権パスワードを安全に管理するための日立 ID 特権パスワード・マネージャー 、により構成されています、
日立 ID 管理スイート は、アイデンティティマネージメントミドルウェアとして設計されており、統一されたユーザインタフェースと複数のシステムやプラットフォームにまたがるユーザーオブジェクト、識別属性、セキュリティ権限、認証方式を管理するビジネスプロセスの統合された機能セットで構成されています。 これを図5. [link] に示します。
図5. 日立 ID 管理スイート 概観: アイデンティティミドルウェア (12)
日立 ID 管理スイート は、いくつかのアイデンティティ管理機能モジュールを備えています。:
-- 自動化した新規登録、同期化、停止処理.
-- 定期的な権限レビューと整理.
-- パスワードの同期化とセルフサービス・パスワード・リセット.
-- セルフサービスのADグループ管理.
-- 分散関係管理.
-- 管理者、サービスアカウントセキュリティ.
-- 自動アプリケーションログイン.
-- 電話によるセルフサービス.
日立 ID 管理スイート コンポーネント間の関係を 図6. [link] に示します。
図6. 日立 ID 管理スイート のコンポーネント (13)